10) 部下は60%で使う
部下は60%で使う
松下幸之助様は、「部下は60%で使うことが秘訣だ」とおっしゃっていました。
通常80%が合格ラインだと思うが、合格ラインよりも20%も下から使うということを、その意図を、どう感じますか?
私は、こう考えます。
『60%の人を80%で使うことができるように、その人を育てようと思う前に、133%の成果を発揮できるような会社づくりをすること』
そうすれば、60×133%=80% です。
133%とは? 単純計算では、普通では 3 しかできないところを、4できるようにしてあげる仕事の工夫。
もっと具体的に言えば、1人前になるまでに、4年かかるとしたら、3年で1人前になれるように指導できること。
1人が3棟施工するのと同じ時間で、4棟できるダンドリ・管理を行っていくこと。
こんなことだと思います。人を変えようと思うのではなく、フレーム・枠組みを変え、人の成長と成果を高める。
いわゆる、『ストラクチャードアクティビティ』こそ、経営者の仕事だから、松下幸之助様は『人は60%で使いなさい」とおしゃったと思います。
■実践:・部下は60%で使う
日本建築塗装職人の会 青木会長サポートコメント引用